旦那が借金を隠してた!結婚前から騙されていたなんて離婚するべきでしょうか?

旦那が借金を隠してたことが発覚したら、妻の立場としてはとてもショックですよね。
バレたら離婚されると思っているのか、結婚して数年たっても妻にカードローンをはじめとした借金を隠しているケースは少なくないようです。
借金を隠されていたことは重大な問題ですし、どのように対応したら良いのか・・・。
今回は、旦那さんが結婚前に作った借金を隠してたことが発覚し離婚を考えているという、29歳の専業主婦さんの体験談をご紹介します。
旦那が借金200万円を隠してた
「子なし専業主婦(29歳)」さんのデータ
・専業主婦
・子どもなし
・夫の収入 手取りで30万程
旦那が結婚前に作った借金を隠してたことが発覚しました。
発覚したのはクレジットカードローンの返済200万円ほどです。
結婚して5年経った今でもほとんど減っておらず、借りた当時とほぼ同額の返済額が残っています。
私たち夫婦には子どもがないため、質素に暮らせば旦那の給料(手取りで30万程)だけでやっていけるはずなのですが…。
家なし、車なし、子なしなのに旦那が浪費家のため、ローン(家電製品や旦那のブランド品など)の返済もままならずお金を貯めることもできません。
さらに今回、結婚前に作った借金まで発覚し、このままではもうお先真っ暗です。
旦那は、少しでも親孝行したいという思いから、自分の母親に毎月3万円ほど仕送りをしています。
私的には、お金をわたすことだけが親孝行ではないと思いますし、せめてクレジットカードローンの返済だけでも終わらせてからにしてほしいと思っていますが、旦那が稼いだお金ですし、彼の母親のことなのであまり強くは言えません。
ちなみに、義母は旦那に借金があることを知りません。
旦那は子どもを欲しがっていて私には専業主婦でいてほしいと言っていますが、このままでは先が思いやられるので私も働こうかと考えています。
ですが、もし私が働きに出て収入が増えたところで、旦那の浪費癖を助長することにもなりかねませんし、根本的な解決にはならない気もします。
できれば一緒に生活費を切り詰めてもらい、力を合わせて借金を返済していきたいのですが、旦那はローン返済が最重要だとは思っていないようで、借りて返し、また借りて…の繰り返し。
このような夫婦間での金銭的な価値観の違いがある場合は、さっさと見切りをつけて離婚したほうが良いのでしょうか?
借金返済よりも借金癖が問題
結婚前に作った借金であっても、何も知らされていなかった妻としては、やはりこれから先の生活が不安になりますよね。
このような状況のときは、まず第一にお互いが冷静になってきちんと話し合う必要があります。
ご質問者さんの場合は、現状を把握された上でとても冷静に返済方法を検討されているため、ご主人の同意が得られればスムーズな借金完済も可能だと思います。
ご主人には浪費癖があるとのことですが、何に使っているのかが問題です。
たとえば、お母様への仕送りも含めて生活していくためにどうしても必要な用途であれば収入が増えれば解決しますが、趣味やギャンブルなどに費やしているのであればご質問者さんが懸念されているように収入が増えることで浪費を助長してしまう可能性も否めません。
ギャンブルなどによる浪費癖や借金癖は多少収入が増えても改善することが少ないため、まずは借金返済よりも癖を改め今以上に借入金額を増やさないことを最重視しなくてはなりません。
旦那が借金を隠してたら離婚?
夫が借金を隠しているのが発覚すれば、離婚を考える方も少なくないと思います。
これは、返済可能かどうかという問題よりも、やはり「裏切られた」「騙された」という気持ちになりやすいから。
基本的に、夫が借金をしていても保証人になっていなければ、妻や子どもが返済しなければならないということはありません。
夫が結婚前に作った借金については、妻に返済義務はなく財産が取り立てられることもありません。
ご相談者さんのケースでも、夫の借金を整理する手続き(債務整理)をすればこれまで通り家族の生活は守られます。
たとえ債務整理をしたとしても、その後に得た給料などは全額債務者が取得できるため、生活に困る心配もありません。
つまり、夫が2度と借金しなければ、債務整理によってスムーズな借金完済も可能なのです。
そのためにはやはり夫の同意が必要なため、まずは返済プランを立ててきちんと話し合ってみることが大切です。